作家紹介
穏やかにその対象を考察し、冷静にその世界を把握する。じっくりとその表現方法を考慮し、しかし人間味のある戸惑いがあり、そして時には周囲の人が呆れるほどの情熱を注ぐ。作品の奥に秘められた光と影の中に、赤枝氏のアーティストたる信念がしっかり表現されています。
超越したその観点と、それに気付くまでのスピードにも驚かされます。意図するユーモアに気付いた時、心にポッと温かい明りが灯るような感覚。 彼の作品は、観る人々に微笑みを与えます。日常のふとした仕草の中に、彼は「微笑ましさ」を見つけることができるのです。これらの要素が彼の作品に結実しています。
「涙で描いた鼠」で有名な水墨画家で禅僧の雪舟の生まれかわり、とは言い過ぎでしょうか。これからも、彼のユーモアに溢れる創作が楽しみです。
赤枝真一 (アカエダ シンイチ)
学歴
1993年 岡山県立総社南高等学校 卒業
1997年 筑波大学 芸術専門学群 美術専攻洋画コース 卒業
1999年 筑波大学大学院 修士課程芸術研究科
美術専攻洋画分野 修了
個展
2001年 個展(銀座アートホール/東京)
2002年 個展(Gallery銀座一丁目/東京)
2004年 個展(Takashi Saitoh Gallery/茨城)
2007年 個展(Takashi Saitoh Gallery/茨城)
2007年 個展(Gallery銀座一丁目/東京)
2009年 個展(Gallery銀座一丁目/東京)
2009年 個展(Takashi Saitoh Gallery/茨城)
2011年 個展(Takashi Saitoh Gallery/茨城)
2012年 個展(Gallery銀座一丁目/東京)
2014年 個展「 Magical Mystery Market」
(ヴァリエテ本六/東京)
2016年 個展「空が見えるよ」
(GALLERY b.TOKYO/東京)
2020年 個展「良い場所」(GALLERY b.TOKYO/東京)
グループ展
1999年 三人展「わかりつつあるもの」
(Artギャラリーつくば/茨城)
2002年 「ピコテ」 (すろおが463/岡山)
2004年 「ピコテ♯2」(すろおが463/岡山)
2006年 「ピコテ♯3」(すろおが463/岡山)
2008年 「ピコテ♯4」(すろおが463/岡山)
2009年 「AUTUMN SONGS~11人の風景~」
(ヴァリエテ本六/東京)
2010年 「ピコテ♯5」(すろおが463/岡山)
2010年 「ART百葉~GALLERY銀座一丁目開廊10周年記念展覧会~」
(ヨコハマ創造都市センター/神奈川)
2012年 「響き 〜日本・アルメニア外交樹立20周年記念展覧会〜」
(The Museum of Russian Art/アルメニア)
(ヨコハマ創造都市センター/神奈川)
2014年 「テンカPUNTO」(PUNTO/茨城)
「まなざし」(art space テトラへドロン/岡山)
2016年 「KITEN 岡山県立総社南高等学校美術工芸系ー有志OB展」
(岡山県天神山文化プラザ/岡山)
2019年 「Exhibition 18-19」(総社吉備路文化館/岡山)
コンクール等
2009年 第3回絵画公募展
(東京芸術センター/東京、神戸芸術センター/兵庫)
2011年 第4回 I氏賞選考作品展
(岡山県天神山文化プラザ/岡山)
2016年 FACE 2016 損保ジャパン日本興亜美術賞展
(東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館/東京)
2017年 FACE 2017 損保ジャパン日本興亜美術賞展
(東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館/東京)
2018年 FACE 2018 損保ジャパン日本興亜美術賞展
(東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館/東京)
2002年から2018年まで、茨城県つくば市の共同アトリエ「アートスペース テンカウント」に参加。油絵を中心に制作、発表している。